ソトブログ

文化系バーダー・ブログ。映画と本、野鳥/自然観察。時々ガジェット。

ソトブログ

文房具

【レビュー】“コクヨもいいけどナカバヤシもね。”――ナカバヤシ野帳「レベリングノート スリムA6」の実力は?

測量野帳といえば、コクヨのロングセラー商品であって、その歴史は60年余。しかし、ナカバヤシにも、ほぼ同種同様の製品があります。その名は「レベリングノート スリムA6」。今回はその実使用レビュー。

詩 #002―― 「左利き、エナージェルユーロ、0.35mm。」

自作詩の連載、2回目。例によってテーマは不定ですが、今回は書くことと、書くもの(筆記具)について。

ミドリのMDダイアリーシール<S>はその名の通り、MDペーパーでシールだから良い。

“ミドリのMDダイアリーシール<S>はその名の通り、MDペーパーでシールだから良い。"――今回言いたいことは、ただそれだけです。

書きたくなるならそれでいい。――左利きのわたしがサインペンを推す理由と、ゼブラ「CLICKART (クリッカート)」を試してみたこと。

この「ソトブログ」では最近、しつこく書いているように、ノートに手書きしたあと、それをPCでタイプし直すというかたちで書いています。それで今日は、手書き用のペンとして、新たにゼブラのノック式のサインペン「CLICKART(クリッカート)」を購入し、使…

面白い本について語るのはムズカシイ。あるいは、面白いということは読んでいるわたしを超えているということ。(続々・2020年4月の愉しい日々。with MONO マークシート用鉛筆)

面白い本について、わたしが読んで面白かった本について語るのは難しい。と、思いませんか? 何故ならとりもなおさず、その本が面白かったからで、面白いということは読んでいるわたしを超えているからです。わたしの知っていること、わたしがすでに愉しんで…

お気に入りのボールペン、積ん読の本。(続・2020年4月の愉しい日々。withエナージェルユーロ)

2020年4月。住んでいるこの単身赴任の小さな部屋(もちろんワンルーム)のなかを眺めていると、本棚であり衣装棚であり、ガジェット置き場であり常備薬や文房具まで置いてある、ベッドを除けばこの部屋ほとんど唯一の家具であり収納スペースであるスチールラ…

2020年4月の愉しい日々。――あるいはフキンシンな脳内レジャー、手書きブログのススメ実践編。三菱鉛筆“EMOTT”と、マルマン“Mnemosyne”N182Aを用いて。

手書きで、PCでタイピングするようにはアタマのなかで考えているスピードに「追いつかずに」文章を書いていくことは、意外なほど心地がよいものです。まとまった量の文章を書くのに、いま、PCのキーボードやスマートフォンのフリック入力、あるいは音声入力…

centropenのHANDWRITER(いくつかのペンのなかから、その日、そのときに使うペンを選ぶということ。)

「筆記具で紙に何かを書く」それ自体が好き、という人にならわかってもらえると思うのですが、そのときに使うペンが完全に「この1本」に決まっているわけではない、ということも多いのではないでしょうか。今これを書いているのは、チェコ製のサインペン、ce…

三菱鉛筆「エモット」と、マルマン「ニーモシネ」購入記:紙とペンがあって、文章が書ければ世界は愉しい――あるいは新しいChromebookを買う代わりに、ノートブックとサインペンを買うということ。

わたしはこのたび、紙とペンを買いました。本当にそうだ。だからわたしは、重ねて云いましょう。わたしは新しいChromebookを――知らない人にそっと呟くなら、Google謹製のOS 、ChromeOSを搭載したノートブックPCのこと――を買う代わりに、サインペン、三菱鉛筆…

手書きで書く、サインペンで書くブログのススメ。(序章)

同世代の友人のブログをきっかけに、またあるいは、敬愛する作家が手書きで書いていることをきっかけに、手書きで、それもサインペンで、今回の文章を書いてみました。たまには手書きで長文を書いてみると、自分でもけっこう、気分や書いているものの雰囲気…

文具店でたまたま、今日は買おうと思ったマルマンのノートパッド「ニーモシネ」を軸に、子どもとの「お絵描きセット」を買い揃える。

休日にたまたま寄った文具店で手に取ったマルマンのノートパッド「ニーモシネ」の小さな、A7サイズ。それを子どものために描く「お絵描きノート」にして、色鉛筆とともに「お絵描きセット」を仕立てる、という小さな企み、試みの記録です。

自然観察教室で低山登山。眼前に拡がる自然に目を凝らしながら歩く、自然観察で役立ったアイテムを紹介します。――和歌山田辺・龍神山にて【前編】

先日、よく晴れた5月20日の日曜日。当ブログで何度も紹介している和歌山県田辺市、ひき岩群国民休養地「ふるさと自然公園センター」 の自然観察教室で、地元の霊峰として知られるその名も「龍神山」への登山に行ってきました。ここでは山歩きで行った<自然…

Chromebookを古切手でデコレーション。シールやステッカーを貼るだけで、(どこか)モノと近しくなれる気がすること。

上記写真は愛用して止まないChromebook、ASUS C202SA。昨日から少し趣きを変えています。――前回の記事のアイキャッチにも載せましたが、連休後半の初日、次男を乗せて自転車でフラフラっと寄った雑貨店にあった“使用済みの古切手”セット200円也。見た瞬間に…

測量野帳2冊持ちケースの私的最適解。「クツワ 文具エプロンバッグ ミニ」。

「自然観察での観察メモ」、すなわち野帳が野帳らしく活躍する、フィールドノートとしての使い方が、野帳の一番の晴れ舞台なわけですが、まさにこのときのために(野外での取り回しの良さのために)、プライベート用の野帳は「trystrams 野帳カバー WAPO」の…

年末最後に寄った文具店で買ったデザインフィルの「ブラス ペンシル」。<書くことが愉しくなる>真鍮製ホルダーの鉛筆を2018年は普段使いに。

年末の文具店、正確には書店の文具コーナーでたまたま見かけたのが、今回のデザインフィル(ミドリ)の<ブラスペンシル>。ブラス(Brass)、すなわち真鍮製のボディ(ホルダー)と鉛筆のセットです。ミドリには「ブラスプロダクト」という真鍮製の文房具の…

2018年の手帳として選んだ「trystrams linklet&測量野帳の組み合わせ」にぴったりの、「trystrams 野帳カバー WAPO」レビュー。新素材<WAPO>の質感に惚れました。

トライストラムスはコクヨのデザイン文具ブランド。この「trystrams linklet」は測量野帳と同様のサイズ、クオリティのマンスリー手帳であって、当然のことながらメモ用の測量野帳との相性は抜群。来年はこのふたつをニコイチで持ち歩いて、併せて使っていき…

手帳って、それまでのものが使い勝手が良くても、何年かに一度は変えたくなる。2018年の手帳に選んだのは測量野帳サイズの薄型マンスリー手帳「trystrams linklet」 です。

【測量野帳サイズの薄型マンスリー手帳、しかもコクヨ製。】――来年は少し気分を変えたいな、と思い調べていて、今回出合ったのがこれ。測量野帳サイズの薄型マンスリー手帳「trystrams linklet (ハードカバー)」です。(…)

左利きの左利きによる左利きのためのボールペン選び。【後編】feat.“雨の日は会えない、晴れた日は君を想う”

先日Chromebookの記事でも書いたのですが、個人のお気に入りの道具、というのは突き詰めるとフェティッシュな部分が大きくて、ボールペンにおいても一人ひとり持ち方書き方筆圧等々も異なるし、「左利きにとってこれが正解」というものがあるわけではないと…

左利きの左利きによる左利きのためのボールペン選び。【前編】feat.“冷たい雨に撃て、約束の銃弾を”

私自身左利きで、様々な道具が右利き用に作られていることから不便に思うことがいくつかあって(あるいは、「不便」であることにさえ気づいていないことも多い)、大学の卒業論文は「社会における左利き」というようなテーマで書いた憶えがあります。そのな…