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ミドリのMDダイアリーシール<S>はその名の通り、MDペーパーでシールだから良い。

 

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――2021年の「手帳」として、わたしは、昨年に引き続いて、文具メーカー「ミドリ」の「MDダイアリーシール<S>」を購入しました。

 

 

“ミドリのMDダイアリーシール<S>はその名の通り、MDペーパーでシールだから良い。"

 

今回、わたしがこれから書くつもりの文章でいいたいことはつまり、タイトルにもアイキャッチにも、そしてたったいまも書いたこれだけ。ですので、それで、「成る程。」と思われた方は以下を読む必要はありませんし、それでわたしに賛同いただける方は、既にMDダイアリーシールをお使いになっていることでしょう。

 

――なのでわたしは、このステートメントを読んで、「ん、どういういうことだ?」と、訝しんでいただいた方に向けて、書いてみようと思います。

 

 

MDペーパーというのはミドリ謹製の滑らかな紙質にこだわったという筆記用紙(1960年代から自社開発してきたものだそう)で、確かに書き心地が素晴らしい。また、それを利用したMDノートは、糸かがり綴じの製本も美しく開きやすく、日々使うノートとして使い心地がよくて、わたしも文庫サイズのものを愛用しています。

 

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愛用中のMDノート。文庫サイズ、横罫。これはTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウォークエンド・シャッフル」(2007〜2018)のコラボ・モデル。表紙のロゴ以外は、市販の下記と同じモデルだと思います。鳥(ホオアカ)の写真のカードは日本野鳥の会、2020-2021年の会員証です。

 

ミドリ ノート MDノート 文庫 横罫 13800006
 

 

繰り返しますが、MDダイアリーシール<S>はその名の通り、MDペーパーでシールだから良い。

 

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MDダイアリーシール<S>。SはH138×W95mmで文庫サイズ。A5サイズにジャストな<M>もあります。

 

それでこのノートに、同じMDペーパーのプロダクトであるMDダイアリーシール<S>を貼り付けて、手帳として使用しているのですが、MDペーパーのプロダクトにはシールではなく、レディメイドでダイアリーとして作られたものももちろん、ラインナップされています。それでもわたしがMDノートにMDダイアリーシールを貼る、というひと手間かかる方を使っているのは、「シールだから。」ということに尽きます。

 

すなわち、
「シールだから好きなように貼れる(レイアウトできる)。」
ということ。

 

左利きなので、カレンダーを右ページ、左ページにメモ用の余白が欲しい。/一年を終えると、手帳の白紙のページが無駄になる。――それが、シールで一挙に解決する。

 

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MDダイアリーシール(2021年版)は2021年、2022年の年間カレンダー各1枚、2020年12月から、2022年1月まで各月のマンスリーブロック各1枚、計16枚をセットしています。

 

MDダイアリーシールはマンスリーでわたしは左利きなので、筆記する左手でカレンダーが隠れないように、左ページに余白が欲しいのですが、市販の手帳ではそういう商品は見かけません。また、手帳にフリーメモのページは欲しいけれど、いつもたくさん白紙のページを残したまま年を終えてしまう。――それらが、

 

右ページだけにマンスリーブロックを貼っていく、

・マンスリーブロックを貼った続きのページをフリーメモのノートとして使い、

・フリーメモとして使った最後のページの続きから、翌年のシールを貼って使う。

 

というふうにするだけで、解決するのです。

 

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MDノートはプライベート用で、書いているのはほぼ映画や読書のメモ。+ちょっとした予定くらいだったりします。

 

当たり前というか、何も驚くことではありませんが。MDノートはノートしてはそれなりの価格がするものだし、わたしの使っている「MDノート<文庫>横罫」は176ページあるものなので、最後までたっぷり使い尽くしたい、と思うと、これが最善手だと思えます。

 

2020年を引きずり、引き継いで、2021年に思いを馳せる。

 

――2020年のマンスリーカレンダーやメモを眺めていると、あの面白かった映画や小説たち:食わず嫌いだったMCUイッキ見に、あの最高なドラマ『マーベラス・ミセス・メイゼル』や、ウィノナ・ライダーの『若草物語』(1994)からのグレタ・ガーウィグ/シアーシャ・ローナンの『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、積読をようやく読んだ カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』と映画『愛すれど心さびしく』。長男と見た野鳥の記録(鳥合わせ)に、野鳥観察をテーマにした夏休みの自由研究のためのメモ。次男と取り組んだ、ルービックキューブの解法(YouTubeで見た)を図解入りで。などなどなど――。

 

文房具好きや手帳好きなら、年末(あるいは年度末)に、新しい年の手帳を誂える愉しみ、というのがあるのだと思いますが、MDダイアリーシールとなると真っさらの手帳のようにはいきませんが、2020年から、雑念から習慣、希望までさまざまなものを引きずり、引き継ぎつつ、新しい年のシールを貼って、次の1年、2021年の展望に思いを馳せてみようと思う今日このごろです。

 

 

 【以前の記事から:マンスリーカレンダーだけのシンプルな使い方なら、測量野帳と同型・同デザインのtrystrams linkletも、シンプルで使いやすく、愛用していました。】

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