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【PCリペアレビュー】ThinkPad E14 Gen3(AMD)水濡れ/水没から、Lenovoサポート窓口へ連絡。修理対応を依頼してみた結果。

 

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【購入レビュー】ThinkPad E14 Gen 3(AMD)――“最高にちょうどいい”ThinkPad。 - ソトブログ

 

 昨年(2021年)夏に購入し、以来気持ちよく使い続けてきた、WindowsノートPC、Lenovo ThinkPad E14 Gen3(AMD)。購入時、使用4ヶ月目でのレビューでも書いたように、

ThinkPadならではのキーボードの良さ
ノングレアのIPS液晶・14インチディスプレイ
AMD Ryzen 3 5300U搭載のハイコストパフォーマンスなスペック

 ――こうしたこのマシンの特徴は、わたしのように書きもの主体の使用スタイルにおけるPCとしては、(少なくともわたしにとっては)最適解で、機械ではありますが、この一年弱で、「余人をもって代えがたい相棒」といえる存在になっていました。

 

キーボード水濡れ事案発生!

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 そんなベスト・バディに対して先日、タイトルのとおり、キーボードに上からお茶をぶっかける!という失態を犯してしまったのです。あわててとにかく「電源OFF→タオルで水分をすべて拭き取り→さらに乾いた柔らかいタオルをキーボードに挟み、キーボードを下向きにして置いておく。」というマニュアルどおりの対応を、的確に、いやあわてふためきつつこなし、Lenovoのサイトを開いてサポートを探しました。

 正直、撥ね飛び散ったお茶がかかった程度で、真上から盛大に水浸し。というようなものではなかったので、数日乾かせてそのまま使おうかとも思ったのですが、出来る限り長く使いたい気持ちもあって、保証期間内だったこともあり、サポート電話窓口へ電話してみることにしました。
 ただし勿論、一般的に各メーカーとも、PCの水濡れ、水没に関しては、保証対象外となることは承知の上です。そしてもし修理となれば、かなり高額になることも覚悟していました。

 

サポート窓口への連絡と、その対応について。

 

「サポート電話窓口へ電話」に至るまでの道のりは以下のとおり。ここで、端末のシリアルナンバーを確認、用意しておく必要があります。購入時にLenovoアカウントを作成し、Lenovo公式サイトで自身の端末を「マイプロダクト」に登録しておくと便利です。

・Lenovoオフィシャルサイトで「サポート」→「修理サービスの流れ」を確認。

・BOTによるWebチャットで問い合わせてみる。が、結局「修理サービスの流れ」やFAQ( Lenovoサイトでいう<ヒント集(ソリューション)>)以上のことはわからない。

    サポート電話窓口へ架電。連絡先は今回のThinkPadの場合、レノボ・スマートセンター(Lenovoスマートセンター)で、
  固定電話から:    0120-000-817(通話料無料)
  携帯電話、PHS、IP電話から:    0570-022-205(通話料ユーザー負担)
  ※2022.4.14現在
 Lenovoは利用している製品やサービスによって、修理受付窓口が異なるようです。詳細はレノボ公式サイト「サポート電話窓口」参照。

 

 あらゆるサポート窓口と同じように、なかなか担当者まで繋がらないものの、休日(土曜日)のわりには(あるいは、だからこそ?)そこまで待たされることなく、5~10分程で繋がる。――対応も丁寧であり好印象。結句、わかったことは、

・水没故障、修理となればたしかにかなり高額となることが予想される。どこまで浸水しているかによるが、数万円規模の修理代に。
・点検・修理を希望するのであれば、リペアセンターに送料元払い(ユーザー負担)で郵送。リペアセンターにて点検し、故障の有無を確認、修理の場合の見積もりを算出し、修理オファー。その際、端末を初期化する(データ等の削除)必要がある場合は確認の電話をする。また、点検・見積もり自体には費用はかからない。そして、そこ(故障状況の確認と修理オファー)までの所要期間は約1週間程度とのこと。
・金額により修理を希望しない、あるいは故障がなければ、端末を返却(送料メーカー負担)。

 ――ということでした。
 仮に修理しなかった場合、見積もり・返却送料無料(メーカー負担)で返却してくれるとのことでしたので、リペアセンターに点検・修理を依頼することとし即日、発送しました(送付先等は先ほどのサポート電話にて教えてくれる)。

 

修理依頼から、その後の経過。――迅速でスムーズな対応。

 

 修理依頼から、その後の経過については以下のとおり(※この間、途中経過については、先述したLenovo公式の「マイアカウント>マイプロダクト>サービス履歴」で現在の状況を確認できる)

・3/26 サポート窓口(レノボ・スマートセンター)へTel。当日中、端末をリペアセンターへ発送(送料元払い、翌日着予定)
・3/29 修理(点検)作業中、サービスの完了は、 1~3 営業日前後とのこと。
・4/1 点検(診断)の結果、お茶こぼしによる液損の痕跡はないとのこと(おそらくかかった水(お茶)の量が大したことなく、すぐに拭き取れたのがよかったのでしょう)。端末をそのまま返却いただくことを確認する。
・4/2 ThinkPad E14 Gen3(AMD)、リペアセンターより返却される(自宅へ到着)。修理報告書によれば、<全キーの入力テスト、その他ハードウェア点検を行いましたが、故障はございませんでした。」とのこと。

 

 以上が、今回、「ThinkPad E14キーボードお茶こぼし案件」の概略です。リペアセンターへの電話連絡・発送から返却まで(修理がなかったとはいえ)、丁度一週間ということで、非常に迅速でスムーズな対応だと感じられました。水濡れからの生還を記念して、ビル・エヴァンス&ジム・ホールの名盤「Undercurrent」(1962年)をSHM-CDで改めて購入し、写真家、トニ・フリッセルによる作品「Weeki Wachee Springs, Florida」(1947年)を使用したアルバム・ジャケット写真からステッカーを自作し、天板に貼ってみました。今後このようなことがないように――。

 

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【以前の記事から:LenovoのWindowsノートPCでは、実家PC等にハイコストパフォーマンス・モデルのIdeaPad Slim 350 14型(AMD)もおすすめです。】

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