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今年買ってよかったもの。カシオスタンダードアナログウォッチ、“チープカシオ”のクォーツ版MQ-24。“チプカシ歴20年”の私は、妻や息子が歓んでくれてとても嬉しい。

 

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今週のお題「今年買ってよかったもの」

カシオスタンダードアナログウォッチ、すなわちチープカシオのクォーツ版。左から、MQ-24-7BLLJF、MQ-24-1B2LJF、MQ-24-7B2LLJF。

 

 

「今年買ってよかったもの」は、毎日使うこれです。

 

はてなブログの今週のお題、今回はブログの定番企画とも言える「今年買ってよかったもの」。私のそれは、当ブログのこれまでの記事からいくと当然、ブログを始めるきっかけとなったChrome OS搭載のラップトップPC、“ASUS Chromebook C202SA”と、この夏、そして今年いちばんたくさん聴いたCD、シンガソングライター青羊(あめ)さんのソロプロジェクト、<けもの>のニューアルバム『めたもるシティ』ということになるのですが、今回はあえて、もうひとつの「今年買ってよかったもの」であるこれを紹介したいと思います。

 

20年以上、なんとなく(というと失礼ですが)愛用し続けてきた“チープカシオ”。

 

そう、チープカシオです。というか、これらカシオのスタンダードウォッチが“チープカシオ”(チプカシ)と呼ばれ、お洒落なアイテムとしてあえて選ぶ、みたいなことになったのがいつからなのか(そしてそれが今も続いているのか)、そうした流行とは無縁な私にはよくわからないのですが、私自身は高校生か大学生の頃から、20年以上使い続けています。(他の時計を買ったり使うときもありますが)。

 

とはいえ物持ちがよくなかったり失くしてしまったり、腕時計をしていなかった時期もあったりで、その間何度か買い換えてきました。初めて買ったのはたぶんこのあたりなのかな。「F91W-1JF」。

 

 

ただし私の使っていたのはバックライトのないものだったので、製造終了となっている「F-28W-1」というモデルかもしれない。

 

今私は、「たぶん」「かもしれない」とか、曖昧な物言いばかりしていますが、それというのも私は、チープカシオにも、時計にも、詳しいわけでは全然ありません。だから型番なども今こうしてこれを書くために調べないと知らないくらいです。

 

それでもこのチープカシオは、日常使用においては説明書なんて必要なく、何の迷いもなく使うことができます。何せ、ほとんど余計な機能のない、「ただの腕時計」ですから。値段も実売1,000円程度から。そして着けているのも忘れるくらいの軽快さ。


以降、同じもの買い換えたり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で主人公、マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)が着用していたものの後継機(らしい)で、計算機機能のみのテンキーが無駄にクールでレトロフューチャーなこれ、「CA-53W-1Z」、

 

 

――などを愛用していましたが、数年前からは、カレンダー機能もバックライトもない、アナログなこちら、「MQ-24-7BLLJF」を使用しています。 

 

 

アナログの文字盤、いいですよ。日常生活で、腕時計に求めているのは1分1秒の正確さではなくて、パッと見でだいたい何時何分か、ということだと思うのです。もちろん1分1秒を争う業務や用事も、私にもありますし、人によってはそれが日常だ、という人もいるとは思いますが。とにかくその点で、アナログの視認性の高さは素晴らしい。そしてとくにこのMQ-24-7BLLJF(くどいようですがこの型番、私覚えているわけじゃありません)は、文字盤の白地に黒一色の針、シンプルな数字フォントで見やすさが際立っています。

 

はじめはわざとじゃなかったのですが、家族でお揃いになったカシオスタンダード、MQ-24シリーズ。 

 

 いちばん上に写りこんでいるのは次男の手。すでに欲しそう。

 

小学生の長男に。一番人気モデルMQ-24-7B2LLJF。

 

そんなチープカシオ、昨年小学生になった長男が、それまでの“きかんしゃトーマス”などのおもちゃチックな腕時計ではなく(それはそれで子どもらしくてかわいいのですが)、「父ちゃんと同じ時計が欲しい」というので、ちょうど1年生では時計の見方を習ったりもすることもあって、やはりアナログな「MQ-24-7B2LLJF」を購入しました。結構気に入ってくれて、2年生になった今も着けてくれています。生活防水、プラスチックな外観など、小学生の日常生活のタフな使用にも、チープカシオは合っていると思います。

 

 

妻の普段使いに。色遣いで雰囲気の違うMQ-24-1B2LJFを。

 

まだ「今年買ってよかったもの」の話になっていませんでした。というわけで親子で愛用していたチープカシオ、アナログスタンダードウォッチのMQ-24シリーズですが、先日、11月22日の“いい夫婦”の日に、妻にもプレゼントしました。「そういう記念日はもっと高級なモノをプレゼントしろよ」という声が聞こえてきそうですが、妻が普段使いの時計持ってなかったな、とは以前から思っていて、それで不便だとは言っていなかったのですが、あれば便利に思ってくれるんじゃないか、というのと、みんなで揃えたら愉しいんじゃないか、という私の自己満的な部分も(多分に)あって、文字盤の色の違うこちら、「MQ-24-1B2LJF」を。チープカシオはレディースももちろんあるのですが、「メンズモデルの大きさの方が見やすくて好き」というのは以前妻から訊いたことがあったので、メンズモデルのスタンダードを。

 

 

「見た目が気に入ったから」「値段のわりにちゃんとしてるから」くらいの簡単な理由で選んで、日常的に使い倒してこその道具として。

 

仕様等の詳細なレビューはネット上に既存のものがたくさんありますので、他に譲りますが、あえて言えば、細かいことを気にせず、「見た目が気に入ったから」「値段のわりにちゃんとしてるから」くらいの理由で選んで、使っていいのがチープカシオの魅力だと思います。それは勿論、基本的な使い勝手や日常使用に耐えるクオリティへの信頼感があるからです。気合いの入ったプレゼント、というのとはちょっと違いますが、自分や身の回りの人に、「いつも使うモノ」としてさりげなく渡してみたりするのもいいかも。(せっかくくれるなら、もっと高級なモノがいいよ、と言われるかも知れませんが、それはそれとして)。うちも大事に、でもラフに、みんなで使い倒していきたいです。まだ2歳の次男も、少し大きくなったらそのうち欲しがってくれるといいな。

 

【(※2018.2.20追記)ベルトの切れてしまったチープカシオを、NATOタイプのストラップ(ベルト)でリメイクしてみました。ポップに表情を変えたチープカシオも更に愛着が湧きます。】 

チープカシオ・リサージェンス――ベルト切れで眠っていたチープカシオ「F-28W」と「CA-53W-1Z」を、NATOベルトでポップに“復活”。 - ソトブログ

 

 

 【私の「今年買ってよかったもの」ベスト・オブ・ベスト。“<けもの>の『めたもるシティ』”とASUS Chromebook C202SA”についてはこちら。】