ソトブログ

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“夏に恋する女たち/2人でお茶を”――Amazon Musicでプレイリスト、2018年夏のサウンドトラック Vol.2

 

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前回に引き続き、Amazonのプライム会員サーヴィス、「Amazon Prime Music」で作る夏のプレイリスト。今回は、お二人の方から頂いたプレイリストをご紹介します。 最高の音楽、そしてあとサムシング何か、で暑い熱いあつい夏を乗り切りましょう。

 

“夏に恋する女たち”(選曲:コトリス)

※以下、選曲は全て、「演者/曲名」で表記しています。
※プレイリストのリンクをクリックすると、Amazonプライム会員の方は、ブラウザやAmazon Musicアプリでプレイリストが聴けます。

 

夏に恋する女たち(選曲:コトリス)

 

M01. so nice/光速道路
M02. 上村かをる/星くず
M03. トベタ・バジュン/テディベアとパスワード (feat. 野宮 真貴)
M04. Negicco/マジック・カーペット・ライド
M05. 松本伊代/交通渋滞
M06. 日暮し/風を光らせて
M07. ザ・なつやすみバンド/天の川
M08. 南波志帆/プールの青は嘘の青
M09. アナ/かなしみのこちら側 feat.YeYe
M10. 原田知世/夏に恋する女たち
M11. tamamix/なんとなくなんとなく
M12. 南佳孝 with Rio Novo/ノー・ノー・ボーイ 

 

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M03、「テディベアとパスワード(feat.野宮真貴) 」試聴用トレーラー(Official)

 

コトリスさんのコメント

最初は「恋人たちのドライブデートで聴きたい曲」というプレイリストを考えていて、カセットテープで聴きたい80年代シティポップやアイドルソングを集めていたんですが、ソトさんの「Couples in Stereo」を聴いたあとで続けて聴いたら、ひねりがないように思えてきて予定変更しました。

 

絶対に入れたかったM01,M02,M05,M06,M12以外は全て後付けで選曲しました。

 

テーマのCouplesはピチカート・ファイヴの初期の名盤「Couples」からいただいたので、小西康陽さんの楽曲は必須。
トベタ・バジュンfeat野宮真貴のピチカートっぽい曲から、Negiccoのピチカートカバーに続き、小西さんが松本伊代に提供した「交通渋滞」でこの流れは終了。
恋人たちのドライブが交通渋滞で終わるという意味も。
あとに続く日暮しは知名度は少ないですが、私が喫茶ロックで一番好きなグループ。
とっておきの切り札をようやく登場させられて満足です。

 

疾走感溢れる前半とは変わって、後半はしっとりと可愛い曲を集めました。
想定したものとは大幅に変わってしまいましたが、他のプレイリストを聴いて刺激を受けるのもプレイリスト交換の魅力。
楽しんで聴いていただけたら嬉しいです。

 

感想コメント

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ブログ「喫茶のすたるじあ」のコトリス( @Kotori_fresh )さんからプレイリストを送っていただいたのは、今回で3回目。毎回、喫茶店愛好家のコトリスさんらしい、渋くて可愛い、休日の午後(私が喫茶店やカフェでくつろげるのがそういう時間なので)を感じさせる選曲を愉しませていただいています。

 

「日暮し」は名前だけ知っていて、聴いたのは初めてでした。コトリスさんのプレイリストは、毎回、聴くときのシチュエーションや感情まで想起させるような、素敵な雰囲気がありますね。今回の松本伊代、南波志帆とか、毎回個人的にぐっと来る楽曲に出合えるのも嬉しいです。ザ、なつやすみバンドは私も好きなバンド。そういえば、「天の川」なんて、七夕に、“Couples”にピッタリな唄がありました。今回のプレイリストはコトリスさんの選曲を聴きながら、ここに私だったらこれも入れたいな、なんて考えるのも楽しかったです(プレイリストの醍醐味)。最近のものだったら「けもの」とか、90年代の「ハイポジ」とか、「Tomato n' Pine」のアイドルソングも重ねてみたいとか。

 

“Tea for two -2人でお茶を-”(選曲:スギーリトルバード)

  

Tea for two -2人でお茶を-(選曲:スギーリトルバード)

 

M01. Stan Getz & João Gilberto /The Girl from Ipanema
M02. Billie Joe+Norah/Lightning Express
M03. Roberta Flack & Donny Hathaway/Where Is the Love
M04. Diaana Ross & Marvin Gaye/You Are Everything
M05. Tony Bennet & Amy Winehouse/Body and Soul
M06. Doris Day & Frank Sinatora/Take Me Out to the Ball Game
M07. Peggy Lee & Bing Crosby/Manana
M08. Bing Crosby, Rosemary Clooney/Takes Two to Tango
M09. Ella Fitzgerald and Louis Armstrong/They Can't Take That Away from Me
M10. Tony Bennett & Lady Gaga/Cheek to Cheek
M11. Sara Vaughan & Billy Eckstine/Ev'ry Day(I Fall in Love)
M12. Natalie Cole (Duet with Nat King Cole)/Unforgettable

 

エイミー・ワインハウスの最期のレコーディング盤としても話題になった、トニー・ベネットの『Duet Ⅱ』(M05、M10)。

 

スギーリトルバードさんのコメント

今回は「カップル」のテーマに沿って、素直に男女のデュエットソングのみ。
でも、大御所、有名どころのベタなアーティスト・タイトルが並んだ面白みのないプレイリストかも知れません。
正直、難しかったです。
思いついたのがプライムだとなかったりしたせい(言い訳)もあるんやけど、もっとジャンルとか時代とかバラけさせたかったかなぁ。洋楽ばっかりやし。
名曲・名唱ばかりなので楽しいのは楽しいんやけどね。

 

感想コメント

sugylittlebird.ikora.tv

 

こちらは私の10年来の友人にして、和歌山県御坊市在住、シンガーソングライターとして最高の音楽を奏で続けつつ、自身筋金入りの音楽オタクであるスギーリトルバード( @sugylittlebirdさん。今回はオールディーズを中心に、デュエットソングばかりを集めた直球勝負。こういうのは本当の音楽好きらしいというか、私のような底の浅いリスナーにはできない芸当です。

 

M01のゲッツ/ジルベルトのような往年の名演から、M02のGreen Dayのビリー・ジョー・アームストロングとノラ・ジョーンズによるフォーク/カントリー、大御所トニー・ベネットとエイミー・ワインハウス、レディ・ガガの競演(2011のベネットのデュエットアルバム、その名も『Duets II』より)まで、ホンモノのエンターテイメントばかりでどっぷり音楽に浸れる約40分。個人的には、ドリス・デイとフランク・シナトラによる「Take Me Out to the Ball Game」が白眉。野球好きなのでこの唄も大好きなのですが、時代を感じさせるアナログでラフな録音(端的に、音は全然よくない)なのですが、今までに聴いたどの「Take Me Out to the Ball Game」よりも、野球の愉しさを感じさせる名演だと思いました。さすがシナトラ、さすがアメリカ!

 

夏のプレイリスト、まだあり〼

 

前回、今回と、7月に、七夕にちなんで“Couples”をテーマにした選曲でお送りしました。送っていただいたお二人には、紹介が遅くなってしまって申し訳ない気持ちでいっぱいですが、ミッドサマーにも似合う夏のプレイリストだと思います。そして夏のプレイリスト祭り、もう少し続きます。ではまた、次回!

 

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 【これまでに紹介したプレイリストについてはこちら】