ソトブログ

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所謂“エコバック”とはひと味違う、SOU・SOUの「伊勢木綿 小巾折(こはばおり)」に、たまにはラップトップ(Chromebook C202SA)を入れて出かけてみる。

 

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所謂カレンダー通りの、私のGW休み。遠出という遠出はしなかったものの、ふだん、平日単身赴任の身としては、子どもたちとゆっくり過ごすことができてよかったな、と思っています。

 

大きな予定のない休日の“お決まりコース”として、まもなく3歳の次男を子ども乗せ自転車に乗せて散歩に出かけることがあるのですが、前回の記事で紹介したChromebook(ASUS C202SA)をデコレーションした古切手を買ったのも、そんな折でした。

 

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そういうときはだいたい、サコッシュや小ぶりのメッセンジャーバッグに財布など最低限のモノだけ入れて出かけることが多いのですが、そんなとき、ふと思い出してしばらく使っていなかったカバンを出してみました。

 

それがこれ、SOU・SOUの「伊勢木綿 小巾折(こはばおり)」です。

 

f:id:tkfms:20180507142305j:plainSOU・SOUネットショップより。伊勢木綿 小巾折/SO-SU-U 濡羽色(ぬればいろ) - SOU・SOU netshop

 

「伊勢木綿 小巾折(こはばおり)」は、三重県津市の伝統工芸品、「伊勢木綿」を使用した手ぬぐいのような薄く柔らかい生地を、<折り紙を折ったような形>の鞄にしたもの。両端に飛び出た先っぽを、風呂敷のように結んで使ったり、オプションの「皮一寸(ひいき)」という革ストラップを通して、肩掛けのショルダーバッグとして使うこともできます。

 

革製のストラップ、「皮一寸(ひいき)」を通したところ。

 

本当に折り紙のような、マチのない作りなのですが、中に荷物を入れて持ち手を結んだり「皮一寸(ひいき)」を着けて提げてみると、ストンと中にモノが収まってふくらんだ形になるので、見た目より意外とたくさんのモノが入ります。

 

持ち手となる両端を引っ張る格好になることで、うまく中身が収まるようになっている。風呂敷の包み方に似て、よく考えられたデザインだと思います。

 

薄く畳めるので、エコバッグ的に使えるのと、価格もエコバッグ的にリーズナブル(小巾折1,728円、皮一寸1,782円~。どちらも税込)なので、サブバッグ的に持っておくと便利かも、と思いつつ以前購入しつつ、あまり使う機会がなく眠らせてしまっていたのですが、先日、C202SAを古切手デコしたあとに、この小巾折のことをなんとなく思い出して、C202SAとSOU・SOU、デザイン的にも機能的にも結構似合うんじゃないかと。率直にいって、裏地のないごく薄い木綿の袋に、普通のラップトップPCは危なっかしくてとても入れられませんが(私のような迂闊な人間なら尚更)、耐衝撃を謳いラバーで四隅を囲われたデザインのC202SAなら、この小巾折に財布一つと一緒に放り込んで車の助手席に乗せて、近所に出掛けるくらいなら全然大丈夫そうです。不安なら、スリーブやバッグインバッグに入れてもいいかもしれない。

 

f:id:tkfms:20180507142324j:plainSOU・SOUネットショップより。45cmの「皮一寸 長」を女性がトートバッグ的に肩掛けするとこんな感じ。「皮一寸」は長さによって3種類のラインナップになっています。(「皮一寸」36cm・1,782円、「皮一寸 長」45cm・2,052円、「皮一寸 特長」68cm・2,484円。各税込)

 

そして「皮一寸(ひいき)」には3種類の長さ(36cm・45cm・68cm)があって、私の使っている「皮一寸 長」(45cm)なら小巾折に通すとちょうどボディバッグのように背中に沿う形で掛ける格好になって、鞄を振り回してぶつけてしまう心配もありません。

 

やはり薄いバッグですので、Chromebookを入れて常用するには少し不安ですが、たまにはこうして気分を変えてみるのも悪くないな、と思います。(主に)北米の教育市場向けラップトップであるChromebook C202SAにレトロ・アメリカンなデコレーションを施して、フィンランドのマリメッコでも活躍したデザイナー、脇阪克二が手がけるSOU・SOUの和テイストな「伊勢木綿 小巾折(こはばおり)」に放り込んで出掛ける。ほとんど“気分”だけの自己満足ですけど、モノへの偏愛って結局そういうことが大きいよね、と思っている今日この頃です。(前回と同じ締めの言葉になってしまいました) 

  

f:id:tkfms:20180507155418j:plainSOU・SOUネットショップ「伊勢木綿 小巾折 」より。

「伊勢木綿 小巾折」のラインナップの一部。「伊勢木綿 小巾折」に限らず、SOU・SOUのテキスタイルはヴァリエーションも豊富でこうして眺めているだけでも愉しいし、派手に見えますが、意外と老若男女、自分に合うデザインを見つけられると思います。

 

sousounetshop.jp