ソトブログ

文化系バーダー・ブログ。映画と本、野鳥/自然観察。時々ガジェット。

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雑感

授業参観にて。先生の有能さと、私たちにできること。

【過不足なく授業をドライヴする巧みさ。】――先日の長男(小2)の授業参観にて。科目は国語でした。テーマは「はんたいのいみのことば」。対義語を学びます。(…)

『釣りよかでしょう。』の佐賀弁を聞いて故郷を思い出す。――あるいは地方出身者は東京や移住先で、どんな言葉を話せばいいのか?

私自身は釣りについてはまったく素人なのですが、長男は祖父に連れられて自分で釣りをする以上に、『釣りよかでしょう。』(以下『釣りよか』)という人気釣りYouTuberたちの動画に熱中しています。(…)

左利きの左利きによる左利きのためのボールペン選び。【前編】feat.“冷たい雨に撃て、約束の銃弾を”

私自身左利きで、様々な道具が右利き用に作られていることから不便に思うことがいくつかあって(あるいは、「不便」であることにさえ気づいていないことも多い)、大学の卒業論文は「社会における左利き」というようなテーマで書いた憶えがあります。そのな…

“スウィート7(なな)モンスター”

自分の子どものことだからといってこういうところに何でも書いてしまうのは、子どもに対してフェアじゃないような気もして少し気が引けるので詳細には書かないけれど、先日の日曜日は運動会で、小学2年の長男は「風邪をひくか怪我でもして休めればいいのに。…

祖母と“第三の新人”たち、祖父とビルマ戦線――小島信夫から『ダンケルク』まで。

先日私は自身で書いた祖母の告別式での挨拶を引用し、祖母の思い出について書きました。そこで私は、祖母と同世代の作家たちが晩年に書いた小説について触れています。(…)

幸せだった頃、したように――私のママ・グランデの葬儀。

このはてなブログでは、自己紹介めいた文章とか、作品や対象について書かない本当の雑文はいままで書いていなかったのですが、「お題スロット」というものに触発されて、少し個人的なことを書いてみます。「もう一度行きたい場所」について――。

『皆既日食を1998年製のゲームボーイ用「ポケットカメラ」で撮影』というニュースを見て、手持ちのMDウォークマンの用途を考えてみる。

任天堂のゲームボーイ用ソフト「ポケットカメラ」は、普通のゲームカートリッジのように本体に差し込んで起動することで、本体の液晶画面で確認しながら写真撮影ができ、専用プリンタおよび専用紙(感熱式のシール用紙)で印刷できるというもの。 先日たまた…

釣りをしない人間が見た『釣りよかでしょう。』――あるいは小学2年生をも魅了するブロマンス世界。

釣りについて、私自身は知識も経験もないのですが、住んでいるのが海辺の街であり、同居の義父が世話してくれることもあって、息子は近所の漁港へ釣りに行ったり、本やテレビやYouTubeなど、どこからともなく知識を仕入れてきて、「セルビン」と呼ばれるペッ…